ヘッダー画像

 

2025/08/31-【マリオカートワールドMKWorld】公式大会でタコ負けしたので反省点を挙げる【プレイ時間70時間時点】

お久しぶりです。2025年8月23日に任天堂公式主催の「夏休みのウデだめし大会」がありました。

みなさん参加しました?ちなみに私はタコ負けしました。(図1)

タコ負け

図1 大会の結果




まさか7000いかないとはなぁ。

買って初日以降野良で走ってなかったので妥当っちゃ妥当な結果ではあるけど、実際にスコア上位の人との差を数字で突きつけられると、そこそこ悔しいものである。

そこで今回は大会での自分の走りを見直して敗因や改善点を考えてみた。

敗因

①周回コースおよび道中コースの構造を知らなかった

結局は経験不足だよねという話であり、今回の敗因の6割、7割をこれが占めている。

先ほど、今回の大会前、野良に関しては購入初日しか走ってなかったと言ったが一応理由がある。

初めてマリオカートワールドの野良をプレイしたときに、今作の大きいショートカットのほとんどがチャージジャンプ(略してcj)や壁走りなどの新要素を利用するものであると悟った。

しかし新要素なので付け焼刃で使いこなせるわけはなく、先輩方がダイナミックなショートカットを決めて行くのを傍目に、素直に舗装路を走るしかないという状況に過剰な焦りを覚えた。

その結果がYoutubeでの「垂れ流しTAシリーズ」である。垂れ流しTAシリーズの目的は簡単に言うと「WRのタイムと比較し1秒未満の遅れでゴールできる(1落ちできる)ようになるまでひたすら練習する」ことであったが、1か月ほど経った時にあまり意味のない練習だということに気づき止めた。

というのもWRの1落ちレベルまで行くと、上振れ狙いの難しい処理も習得しなければならず、野良の荒れに荒れたフィールドでそのような処理を成功させるのはまず不可能に近いからだ。例えばクッパキャッスルのグライダー前の崖走りなんてのは言語両断である。

そんな崖走りのような処理を本気で野良に取り入れようとしていたのが最近までの自分であり、それのせいで1か月でクッパキャッスルどんぐりツリーハウスしか練習できないまま大会を迎えてしまった。(しかも大会では一度も走らなかった)

この2つ以外の周回コースおよび道中コースに関してはダートを突っ切る系のショートカットの場所すら把握できてなかったので、そら勝てませんわなといった感想である。




②ブーメランの消費が遅すぎた

ここからは一応技術的な話である。

マリオカートワールドに登場するアイテムのうち、ブーメラン、巨大キノコ、パワフルダッシュキノコ(以下、金キノ)、キラーの4つはすべて使い切るまでに結構な時間を要する。もちろん、使い切るまでは次のアイテムを使用することができない。

巨大キノコ、金キノ、キラーは勝ち筋に組み込めるから良いとして、加速効果やダート走行性能を持たないブーメランは長く保持するほど負け筋に繋がってしまうので、本来可能な限り早く消費したいアイテムだ。

だが、ここでマリオカート8dxの経験が邪魔をする。

8dxの時はブーメランを1回投げてやれば手持ちのアイテムから消えるのでその間にアイテムボックスを割れば容易に交換できたのだが、その認識のまま大会に臨んでしまい何度もブーメランを交換し損ねた。

そのせいで加速アイテムを入手できず勝ちきれないレースを量産してしまった。

ちなみにここまで読んでブーメランの煩わしさを想像できなかった人のために短い動画を用意した(動画1)。ブーメランを引いた瞬間に即使うようにしないとアイテム交換もショトカもできない。(ワールド未プレイ8dx勢の方はパックンフラワーを引いてしまった時の絶望感を思い出してほしい)

動画1 boomerang...




③相手のブーメランへの警戒がなさすぎた

またブーメランの話である。

ワールドをプレイしている方は共感してもらえるかもしれないが、このゲームの被弾の6割ほどはブーメランによるものである。

というのも、今作ではなぜか、ブーメランやクラクションなどの一部のアイテムは使う瞬間まで他のプレイヤーが視認できない仕様になっており、特に初撃を躱すのは至難の業なのだ(逆に言えば、アイテムを持っていないように見えるプレイヤーのほうが危険なのであらかじめ距離を取るという対策はできる)。

一応これに関しても動画を用意した(動画2)。

上位集団が前張りに躍起になり、下位集団がアイテム厳選に必死になっているときに、中位集団は呑気にブーメランを投げ合って遊んでいる。中位を走る時間は、ただコインを削られるだけであまりにも不毛な時間に思える。

動画2 荒れる中位

正直、現在の個人的な考えとしてレースで勝つためにするべきことは何かと聞かれたら、「ブーメランに絡まれる位置で走行する時間を短くする」「ブーメランが出ない位置でアイテムボックスを割る」と言うかもしれない。

序盤に加速アイテムを揃え、ショトカで一気に中位集団を追い越し、キノコを1個以上残した状態で1位や2位で走っておくようにするのが強い気がする。




④アイテムテーブルを把握してなかった

「加速アイテム、無敵アイテムを引けなくて負けた、運負けだ!」とアイテムテーブルを知らなかったときの自分は思っていた。

下の画像を見てもらいたい(図2)。 これはDenzo氏によって調査された2025年8月27日時点でのアイテムテーブルである。

例

図2 アイテムテーブル




これを見てわかる通り、安定して加速・無敵アイテムを引くなら18位以下(金甲羅を無視すれば14位以下)、少々上振れ狙いになってもいいなら金キノが出始める10位以下でアイテムボックスを割る必要がある。

例えば、最終ラップで8位くらいで走ってるときにサンダーが降りましたと、最後の最後に大きいショートカットがあるのでどうしても加速アイテムが欲しいと、そんな時に甘えずに10位まで下がってアイテムを割るように動く判断ができるかどうかはかなり重要になってくる(はず)。そのまま8位で割って加速アイテムが出ず、ショトカできませんでした、という負けパターンが今回の大会で非常に多かった。

反省したい。




これからの動き

上記の4つの改善は必ず行うとして、追加でしたいことは以下の2つである。

a. 野良をメインにする

今まではTAでそこそこ走れるようにしてから野良に出向こうと思っていたが、先ほどののようにTAでする処理が野良でできるとは限らないし、アイテムの回し方や立ち回りなどは野良で経験を積まないと覚えられない。

野良をやる過程で、「いつもこのコース順位低いな」、「この箇所で追い抜かされてるな」、「みんなこの処理やってるけど自分できないな」と感じたときに初めてTAをすればいいのではないかと今は思う。




b. 人の動画・配信を見る

これまで、自分がプレイしているゲームの攻略などはネタバレになるから見ないという思想を持っていたが、対人戦のゲームではそうも言っていられないことに最近気づいた。

人が多く集まるところに情報も多く集まるので、とりあえず上位勢と言われている方々の配信などを垂れ流しながらゲームするのもいいかもしれない。




今回の大会が完全に酷い結果だったかと聞かれたらそうでもなく、自分の立ち位置を数字で知れたのでモチベーションの向上につながった。